恒川光太郎『滅びの園』
2月現場③
2020年2月24日「出雲にっき生誕 わんきゅう」をもってavandonedが解散ということなんで、道重さゆみ×ZOCを断念し、その分の交通費を回して、東京に行くことにした。都合の良いことに前日、ネクロ魔とRAYの対バン、はるさめ桃花ちゃんのライブがあるということで二泊三日。
20200223
エクストロメ Patch to the Black Lodge
渋谷Glad
the mishmash
NECRONOMIDOL
RAY
ネクロ魔もRAYもひさびさ。堪能したわ♪
ネクロ魔セットリストは
END OF DAYSの荘厳なことよ!
メンバー全員とチェキ撮れた。
終わって即徒歩で代官山移動
高田大介『まほり』
20200215読了。
民俗学ミステリ。山間に住む少年の冒険と社会学者を目指し院試を目前にした大学生の自らのルーツを辿る調査と幼なじみとの恋。日本の歴史のなかの「間引」という暗部、現代の限界集落で今なお残る因習。
めちゃくちゃ面白かった!
「面白い部分に至るまでが長い!」などという人もいるが、どうしてどうして、序盤から中盤に至るまでの史学の方法論をめぐるやりとり、緻密に資料を解き明かしていく手つき、わくわくした。
そして、「まほり」の真の意味が分かる部分からクライマックスにかけての緊張感と恐怖(読んでいて何度ビクッとなったことか。ほんと怖い)。
最後の一行を読んだところで魂が震え、大げさでもなんでもなく全身が震えわななき、本をリュックに仕舞う手が震えていた。すでに今年度ベストかもしれん。
作者は比較言語学者でもあるそうな!
さもありなん。
https://kadobun.jp/reviews/du6djrzeiko4.htmlhttps://book.asahi.com/article/12862375